こんにちは。名古屋ハピネス鍼灸接骨院 太閤通の朝川です。
冬は気温が下がり、身体がこわばりやすくなる時期です。さらに12月〜2月は路面が滑りやすくなる場所も増え、外を歩いていて「ヒヤッ」とする瞬間が増える季節でもあります。実際、接骨院にも 転倒後の痛み を訴えて来院される方が一気に増えます。
特に増えるのが 打撲 と 骨折 のトラブルです。
しかし、転倒直後は痛みや腫れが似ているため、「これは打撲だから大丈夫」「骨折ではなさそう」と自己判断してしまう方も少なくありません。
ですが、この2つは 初期対応を間違えると回復のスピードが大きく変わる ため、早い段階で見分けることがとても重要です。この記事では、
打撲と骨折の違い・見分け方・すぐにやるべき対処 を丁寧に解説していきます。
◆ 打撲とは?
打撲(ぶつけたケガ)は、転倒や衝突によって 筋肉や皮下組織が損傷した状態 を指します。
主な特徴
• 押すと痛む
• 皮下出血(青あざ)が出る
• 動かすと痛いが、“ある程度は”動く
• 触った時の痛みがはっきりしている
打撲の場合、筋肉の内出血や腫れが中心なので、
「ズキッ」「ジンジン」とした痛みが起こりやすいのが特徴です。
◆ 骨折とは?
骨折は、外力で 骨にひびが入る・折れる などの損傷が起きた状態です。
大きな外力だけでなく、転び方や体重のかかり方によっては、小さな力でも骨折は起こり得ます。
主な特徴
• 強い腫れが比較的早く出る
• 痛みが強く、ほとんど動かせない
• 体重をかけられない(足の場合)
• 明らかに変形している場合がある
• 打撲より痛みが長引きやすい
中でも “ひび(不全骨折)” は軽く見られがちですが、
打撲と似ているため 自己判断で放置されやすい骨折 の一つです。
◆ 打撲と骨折の見分け方
100%の自己診断は難しいですが、
以下のポイントがあると 骨折の可能性が高い と言えます。
①「ピンポイントの激痛」がある
軽く触れるだけで飛び上がるような痛みが出る場合、
骨に近い組織が損傷している可能性が高いです。
② 腫れが急激に広がる
骨折では損傷範囲が大きいため、
打撲よりも腫れが 早く・大きく なる傾向があります。
③ 動かすと鋭い痛みが走る
「ちょっと動かしただけなのに激痛」
これは骨に問題があるサインです。
逆に、動かせるけどズキズキ痛む程度なら打撲の可能性が高いです。
④ 体重を乗せられない(足の場合)
足首・足の骨折ではこれが最もわかりやすいサインです。
立った瞬間に“崩れ落ちるような痛み”がある場合は要注意。
⑤ 明らかに形がおかしい
変形が見えた場合はほぼ骨折なので、
絶対に無理に戻したり揉んだりしないようにしてください。
◆ 転倒した直後にすべき対処
打撲・骨折どちらにも共通して、最初に必要なのは RICE処置 です。
R=Rest(安静)
痛めた場所に負担をかけないこと。
動かすと腫れや炎症が悪化します。
I=Ice(冷却)
氷や保冷剤で10〜20分冷やします。
炎症を抑え、腫れを最小限に抑える効果があります。
C=Compression(圧迫)
軽く圧迫することで腫れを抑えやすくなります。
ただし、強く締めすぎはNG。
E=Elevation(挙上)
患部を心臓より少し高くすることで、
腫れ・内出血をさらに抑える効果が期待できます。
◆ 絶対にやってはいけないこと
× 患部を強く揉む
炎症が広がり、痛みや腫れが悪化します。
× 自分で無理に動かして確認する
骨折の場合、状態を悪化させる危険性があります。
× 湯船や飲酒で温める
炎症が強まり、腫れが急激にひどくなることがあります。
◆ 早めの受診が回復スピードを大きく変える
打撲と骨折は初期対応がとても大切です。
特に骨折は、以下のように 放置するほど治りが遅くなる 傾向があります。
• 骨がズレたまま固まってしまう
• 炎症が長引き、痛みが強くなる
• 膝・足首などは「クセになる」可能性が高まる
• 動きが悪くなり、日常生活に支障が出る
接骨院では患部の状態を確認しながら、
必要であれば医療機関でのレントゲン撮影を提案し、
最適な処置を安全に進めることができます。
「ただの打撲だと思っていたけど、実は骨折だった」というケースは想像以上に多いです。
違和感が続く時は、すぐにご相談ください。
◆ まとめ
• 冬は転倒によるケガが非常に多い
• 打撲と骨折は初期症状が似ている
• 「急な腫れ」「強い痛み」「体重がかけられない」は骨折のサイン
• 初期のRICE処置が回復に大きく影響する
• 迷ったら早めの受診が一番の近道
安全に冬を過ごすためにも、
ちょっとした転倒でも軽く見ず、身体のサインを大切にしてくださいね。


接骨院・整体院が初めての方へ
「どんな流れで診てもらえるのか分からなくて不安…」という方のために、当院での一般的な施術の流れをご紹介します。
ご来店からご退室の流れ
❶ご予約・ご来店
まずはお電話またはWeb予約フォームからご予約いただけます。当日は受付でお名前をお伝えください。
❷問診票記入
現在のお悩みや気になる症状についてご記入いただきます。
❸問診
国家資格を持つスタッフが、丁寧にお話を伺い、症状やお悩みの背景を探っていきます。
❹触診・検査・施術提案
実際に身体を確認し、必要に応じて姿勢分析や可動域のチェックなどを行います。原因を見極めた上で、最適な施術プランをご提案します。
❺各種施術
ハイボルテージ治療、骨盤矯正、鍼灸、手技療法など、患者様に合わせたオーダーメイドの施術を行います。
❻施術後の説明・セルフケア指導
施術の内容や今後の治療方針、日常生活での注意点や自宅でできるセルフケアについても丁寧にご説明します。
❼お会計・お見送り
最後に受付でお会計を済ませていただき、笑顔でお見送りいたします。
名古屋ハピネス鍼灸接骨院 太閤通
〒453-0801
愛知県名古屋市中村区太閤通5丁目21
タウンビル1階
#名古屋市接骨院
#名古屋市太閤通接骨院情報
#名古屋市骨盤矯正
#名古屋市姿勢改善
#名古屋市ハピネス接骨院
#名古屋市腰痛
#名古屋市肩こり
#名古屋市ストレートネック
#名古屋市ヘルニア
#名古屋市打撲









