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腰痛と殿筋の関係性について(愛知県名古屋市中村区太閤通)

こんにちは。名古屋ハピネス鍼灸接骨院太閤通の朝川です。

腰痛と聞くと、多くの方は「腰そのものに原因がある」と考えがちです。しかし、実際に腰の骨や椎間板に大きな異常がないにもかかわらず、痛みが出ているケースはとても多くあります。その中でも、見逃されがちなのが「殿筋(でんきん)」の硬さや機能低下です。
今回は、腰痛と殿筋の関係について、接骨院の視点から詳しく解説します。

■ 殿筋とは?お尻の3つの筋肉

殿筋は、お尻を形作る3つの筋肉の総称です。

1. 大殿筋(だいでんきん)

お尻の表面にあり、体の中でも最大の筋肉です。
立ち上がる、階段をのぼる、ジャンプするなどの動作で骨盤を後ろに傾けたり、太ももを後ろに引く働きをします。

2. 中殿筋(ちゅうでんきん)

骨盤の側面に位置し、片脚立ちのときに骨盤が傾かないように支える筋肉です。
歩行中や立位保持において非常に重要な筋肉で、弱ると姿勢のバランスが崩れます。

3. 小殿筋(しょうでんきん)

中殿筋のさらに奥にある深い筋肉で、股関節の安定に大きく関わります。
股関節の動きを細かく調整し、スムーズな歩行をサポートします。

これらの筋肉は「骨盤と腰を支える」いわば土台のような存在です。
つまり、殿筋が硬くなったり弱くなったりすると、腰への負担が一気に増えるのです。

■ 腰痛と殿筋の関係性

腰痛を訴える患者さんの多くに共通しているのが、「お尻の筋肉が硬い」「左右で筋肉のバランスが違う」という点です。
では、なぜ殿筋が腰痛に影響を与えるのでしょうか?

① 殿筋が硬くなると骨盤が動かなくなる

大殿筋や中殿筋が硬くなると、骨盤の可動性が低下します。
骨盤は、腰椎(腰の骨)と連動して動いており、本来は「クッション」のように衝撃を分散させています。
しかし、殿筋が硬くなると骨盤の動きがロックされ、腰椎が過剰に動かされてしまうため、腰の筋肉や関節に負担が集中します。
その結果、「腰の奥が重い」「反ると痛い」「朝起きた時にこわばる」といった症状が出やすくなります。

② 殿筋の筋力低下による腰の不安定化

反対に、デスクワークなどで長時間座る習慣がある人は、殿筋が使われずに弱くなりやすいです。
殿筋が弱ると骨盤が後ろに倒れ、姿勢が崩れます。
この姿勢では、腰の筋肉(脊柱起立筋など)が代わりに体を支えようとして過緊張を起こします。
結果的に腰の筋肉が疲弊し、慢性的な腰痛につながるのです。

③ トリガーポイント(筋肉のしこり)による放散痛

殿筋にできた“コリ”や“しこり”が、腰や太ももにまで痛みを飛ばすこともあります。
特に大殿筋や中殿筋にトリガーポイントができると、「腰が痛い」と感じても実際はお尻が原因ということがよくあります。
押すとズーンと響くような痛みがある場合、このパターンが疑われます。

■ 接骨院でできる殿筋アプローチ

では、接骨院では腰痛と殿筋の関係に対してどのような施術ができるのでしょうか?

① 殿筋の硬さをほぐす手技療法

まず重要なのは、硬くなった殿筋の緊張を取り除くことです。
手技による筋膜リリースやストレッチ、トリガーポイント療法などを行い、血流を改善して筋肉の柔軟性を回復させます。
これにより骨盤の動きがスムーズになり、腰への負担が軽減されます。

② 骨盤の歪み調整

殿筋が硬くなっていると骨盤の位置もズレやすくなります。
接骨院では、骨盤の動きをチェックしながら、ソフトな矯正や関節モビライゼーションなどで骨盤を正しい位置に戻す施術を行います。
骨盤が整うことで、腰だけでなく股関節や膝の負担も軽減されます。

③ 筋力回復トレーニング

殿筋が弱い方には、EMS(電気刺激)や自重トレーニングを取り入れ、大殿筋・中殿筋をしっかり使える体づくりを行います。
具体的な運動としては、
• ヒップリフト(仰向けでお尻を持ち上げる運動)
• クラムシェル(横向きで脚を開く運動)
• スクワット(正しいフォームで行う)
などが効果的です。
筋肉を「ほぐす」だけでなく「使えるようにする」ことが、再発防止には欠かせません。

■ 日常生活で意識すべきポイント

殿筋の機能を維持し、腰痛を防ぐためには、日常のちょっとした習慣も大切です。
• 長時間座りっぱなしを避ける
1時間に1度は立ち上がり、軽くお尻を伸ばしましょう。

• 椅子の高さを調整する
骨盤が後ろに倒れないよう、深く腰掛けて背筋を立てる意識を。

• 階段や坂道を積極的に使う
日常生活の中で自然に殿筋を使うことができます。

• 寝る姿勢に注意する
うつ伏せ寝は骨盤の歪みを生みやすいので、仰向けや横向きが理想です。

■ まとめ

腰痛の原因は、必ずしも「腰」にあるとは限りません。
実はその背後にある殿筋の硬さや弱さ、骨盤の動きの悪さが、腰に大きな負担をかけているケースが多いのです。
接骨院では、手技療法・骨盤調整・運動指導を組み合わせて、根本から腰痛の改善を目指すことができます。

もし「マッサージを受けても腰痛が戻る」「痛みの原因がわからない」と感じている方は、
一度お尻の筋肉に目を向けてみてください。
あなたの腰痛の本当の原因は、殿筋に隠れているかもしれません。

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❺各種施術

ハイボルテージ治療、骨盤矯正、鍼灸、手技療法など、患者様に合わせたオーダーメイドの施術を行います。

❻施術後の説明・セルフケア指導

施術の内容や今後の治療方針、日常生活での注意点や自宅でできるセルフケアについても丁寧にご説明します。

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