こんにちは。名古屋ハピネス鍼灸接骨院太閤通の朝川です。
「足首をひねってしまった」「歩くと痛い」「腫れてきた」
スポーツや日常生活の中で、突然起こるケガの代表が捻挫(ねんざ)です。
軽く見られがちな捻挫ですが、初期対応を誤ると長引く痛みや関節のぐらつき、再発癖(クセ)につながることがあります。
実際、整骨院で診る「慢性的な足首の不安定感」や「痛みがなかなか取れないケース」は、初期の処置が不十分だったことが多いのです。
この記事では、接骨院の視点から「捻挫の正しい初期対応」と「早期回復のポイント」について詳しく解説します。
捻挫とは?|靭帯や関節周囲の組織が損傷した状態
「捻挫」とは、関節を構成する靭帯や軟部組織が、通常の可動範囲を超えて伸ばされたり、部分的に切れたりした状態を指します。
最も多いのは足首の外側の捻挫(外側靭帯損傷)で、
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スポーツ中に着地で足をひねった
-
段差でバランスを崩した
-
ハイヒールや不安定な靴で歩いていた
などが典型的な原因です。
捻挫の程度は3段階に分けられます。
| 分類 | 損傷の程度 | 症状の特徴 |
|---|---|---|
| 1度(軽度) | 靭帯が軽く伸ばされただけ | 軽い痛み・軽度の腫れ |
| 2度(中等度) | 靭帯の一部が損傷 | 歩行時に痛み・腫れ・内出血 |
| 3度(重度) | 靭帯の完全断裂 | 強い痛み・大きな腫れ・関節の不安定性 |
軽度の捻挫でも、「数日で治るだろう」と放置すると、靭帯が伸びたままになり、関節が緩くなって再発しやすくなるため注意が必要です。
初期対応の基本は「RICE処置」
捻挫をした直後の対応として最も大切なのが、
RICE(ライス)処置です。
これは、以下の4つの頭文字を取った応急処置の基本です。
【R】Rest(安静)
まずは無理に動かさないことが最優先です。
「少し痛いけど歩けるから大丈夫」と思って動かすと、損傷した靭帯にさらに負担がかかり、炎症や出血が悪化します。
イスに座る、松葉杖を使うなど、患部に体重をかけない工夫をしましょう。
【I】Ice(冷却)
ケガ直後は炎症が強く、患部が熱を持ちます。
氷のうや保冷剤をタオルで包み、15〜20分ほど冷やすことで、痛みと腫れを抑えることができます。
冷却は1〜2時間おきに行い、皮膚を直接冷やしすぎないよう注意します。
冷やす期間の目安は、受傷から48〜72時間(2〜3日)です。
【C】Compression(圧迫)
腫れを防ぐために、包帯やサポーターで軽く圧迫します。
圧迫しすぎると血流を妨げてしまうため、指先が冷たくなったりしびれたりしたらすぐに緩めましょう。
弾性包帯で「ほどよいフィット感」を意識することが大切です。
【E】Elevation(挙上)
患部を心臓より高い位置に上げることで、腫れを軽減します。
横になるときは、枕やクッションの上に足をのせてリラックスしましょう。
接骨院での検査と治療の流れ
当院では、受傷直後の状態を正確に把握するため、以下の流れで検査と施術を行います。
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問診・触診
ケガをした状況、痛みの部位、動かした時の感覚を丁寧に確認します。 -
徒手検査・可動域テスト
靭帯の損傷度合い、関節の安定性、骨折の可能性などを評価します。 -
超音波・ハイボルテージ療法
炎症を抑え、痛みを軽減させる最新の物理療法です。
血流促進と修復を同時にサポートします。 -
テーピング・固定
適切な位置に関節を固定し、靭帯の回復を助けます。
当院ではスポーツ復帰を見据えた機能的テーピングを行っています。 -
リハビリ・再発予防トレーニング
炎症が落ち着いたら、足首の安定性を高める筋トレやバランス訓練を行い、再発を防ぎます。
間違った自己判断が回復を遅らせる
多くの方が、「腫れていないから大丈夫」「2〜3日で治る」と軽く考えてしまいます。
しかし、靭帯は筋肉よりも修復に時間がかかる組織で、適切な固定やリハビリを行わないと再発率が高くなります。
特に「軽度の捻挫を繰り返している人」は、関節のセンサー(固有受容器)が鈍くなり、
「ちょっとした段差でも足をひねる」
「運動中に何度も同じ場所を痛める」
という慢性的な不安定状態に陥ることがあります。
また、痛みを我慢して歩き続けると、身体のバランスが崩れ、膝や腰にも負担が波及することもあります。
再発防止と早期回復のために
捻挫の再発を防ぐには、痛みが取れた後もリハビリと姿勢改善が欠かせません。
当院では、AI姿勢分析によって骨盤や重心のズレを可視化し、再発しにくい身体づくりをサポートしています。
また、次のような生活習慣の見直しも効果的です。
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スポーツ前後のストレッチを丁寧に行う
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ヒールの高い靴や不安定な靴を避ける
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足首の柔軟性と筋力をバランスよく鍛える
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睡眠・栄養をしっかり取り、回復力を高める
接骨院で早期対応するメリット
整骨院では、医療機器と手技を組み合わせて、
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炎症や腫れを早く引かせる
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靭帯の修復を促す
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再発を防ぐ筋肉バランスを整える
ことが可能です。
病院で「骨に異常なし」と言われた場合でも、靭帯や筋肉の損傷は残っていることが多いため、整骨院でのケアを並行することで回復スピードが格段に上がります。
まとめ|捻挫は「その日の対応」が鍵!
捻挫は放置して自然に治るケガではありません。
初期対応が正しければ数週間で改善しますが、間違った対応をすると長期化・再発・変形のリスクが高まります。
捻挫をしたら――
-
すぐにRICE処置を行う
-
無理せず整骨院で検査・施術を受ける
-
痛みが取れてもリハビリを継続する
この3つが早期回復と再発防止の鍵です。
「軽いと思っていた足首の痛みが長引いている」「以前の捻挫が癖になっている」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、AI姿勢分析・ハイボルテージ・固定・リハビリを組み合わせ、
根本的な改善と再発しない身体づくりを全力でサポートいたします。


接骨院・整体院が初めての方へ
「どんな流れで診てもらえるのか分からなくて不安…」という方のために、当院での一般的な施術の流れをご紹介します。
ご来店からご退室の流れ
❶ご予約・ご来店
まずはお電話またはWeb予約フォームからご予約いただけます。当日は受付でお名前をお伝えください。
❷問診票記入
現在のお悩みや気になる症状についてご記入いただきます。
❸問診
国家資格を持つスタッフが、丁寧にお話を伺い、症状やお悩みの背景を探っていきます。
❹触診・検査・施術提案
実際に身体を確認し、必要に応じて姿勢分析や可動域のチェックなどを行います。原因を見極めた上で、最適な施術プランをご提案します。
❺各種施術
ハイボルテージ治療、骨盤矯正、鍼灸、手技療法など、患者様に合わせたオーダーメイドの施術を行います。
❻施術後の説明・セルフケア指導
施術の内容や今後の治療方針、日常生活での注意点や自宅でできるセルフケアについても丁寧にご説明します。
❼お会計・お見送り
最後に受付でお会計を済ませていただき、笑顔でお見送りいたします。
名古屋ハピネス鍼灸接骨院 太閤通
〒453-0801
愛知県名古屋市中村区太閤通5丁目21
タウンビル1階
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