こんにちは。名古屋ハピネス鍼灸接骨院太閤通 中根です。
日常生活の中で、「親指が痛い」「物をつかむとズキッとする」「スマートフォンを操作すると違和感がある」と感じたことはありませんか？
■ 親指の痛みの主な原因
① ド・ケルバン病（狭窄性腱鞘炎）
もっとも多いのが、親指の付け根にある腱（短母指伸筋腱・長母指外転筋腱）の通り道で炎症が起こる「ド・ケルバン病」です。
スマートフォンの操作や育児、家事、パソコン作業などで親指を酷使する方に多く見られます。親指を握って手首を小指側に曲げると痛みが強くなるのが特徴です。
② 母指CM関節症（親指の付け根の関節炎）
40代以降の女性に多く見られるのが「母指CM関節症」です。
親指の付け根（手首に近い部分）の関節がすり減り、変形して痛みを感じます。ビンのフタを開けたり、つまみ動作をしたりすると痛みが強くなり、進行すると関節が出っ張って見えることもあります。
③ 打撲・捻挫・骨折
スポーツや転倒による外傷も、親指の痛みの原因です。
特にスキーやバスケットボールなどで親指が外側に反ると、「母指MP関節側副靱帯損傷（スキーヤーズサム）」を起こすことがあります。放置すると関節のぐらつきが残るため、早期の処置が大切です。
④ ガングリオンや関節リウマチ
関節付近にしこり（ガングリオン）ができたり、全身性の炎症性疾患であるリウマチが原因となる場合もあります。
この場合は、痛みだけでなく腫れや変形、こわばりなどを伴うことが多いのが特徴です。
■ 放っておくとどうなるの？
初期の段階では「少し痛いけど動かせるから大丈夫」と思ってしまいがちですが、使い続けることで炎症が悪化し、腱や関節に負担が蓄積してしまいます。
結果として、慢性的な痛みや変形、可動域制限が残ることもあります。
早めの対処こそが、回復を早める最大のポイントです。
■ 当院での施術について
当院では、まず問診と触診により痛みの原因をしっかりと見極めます。
原因が「腱の炎症」なのか、「関節の変形」なのか、「外傷」なのかによって、施術の方法が変わります。
施術例
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超音波療法・ハイボルト療法：炎症を抑え、痛みを軽減
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手技療法：筋肉や腱の緊張を和らげ、血流を改善
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テーピング・固定：動きを制限しながら自然治癒力を高める
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日常生活指導：スマホや家事動作の使い方を見直すサポート
特にド・ケルバン病などは、安静＋適切な固定＋施術で改善するケースが多く、早期に対処すれば手術に至ることはほとんどありません。
■ 自宅でできるセルフケア
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冷却
痛みや腫れがある初期は、10〜15分ほど冷やして炎症を抑えましょう。 -
ストレッチ
痛みが落ち着いてきたら、無理のない範囲で手首や指のストレッチを行いましょう。 -
使い方の工夫
スマートフォンを片手で操作する癖を減らす、荷物を持つ時は両手を使うなど、親指への負担を軽減する工夫も大切です。
ただし、自己判断でマッサージや強いストレッチを行うと悪化することがあります。痛みが強い場合は、早めに専門家へご相談ください。
■ まとめ
親指の痛みは、単なる「使いすぎ」ではなく、身体からの大切なサインです。
軽度のうちに原因を特定し、正しいケアを行うことで、再発を防ぎながら快適な日常生活を取り戻すことができます。
接骨院・整体院が初めての方へ
「どんな流れで診てもらえるのか分からなくて不安…」という方のために、当院での一般的な施術の流れをご紹介します。
ご来店からご退室の流れ
❶ご予約・ご来店
まずはお電話またはWeb予約フォームからご予約いただけます。当日は受付でお名前をお伝えください。
❷問診票記入
現在のお悩みや気になる症状についてご記入いただきます。
❸問診
国家資格を持つスタッフが、丁寧にお話を伺い、症状やお悩みの背景を探っていきます。
❹触診・検査・施術提案
実際に身体を確認し、必要に応じて姿勢分析や可動域のチェックなどを行います。原因を見極めた上で、最適な施術プランをご提案します。
❺各種施術
ハイボルテージ治療、骨盤矯正、鍼灸、手技療法など、患者様に合わせたオーダーメイドの施術を行います。
❻施術後の説明・セルフケア指導
施術の内容や今後の治療方針、日常生活での注意点や自宅でできるセルフケアについても丁寧にご説明します。
❼お会計・お見送り
最後に受付でお会計を済ませていただき、笑顔でお見送りいたします。
名古屋ハピネス鍼灸接骨院 太閤通
〒453-0801
愛知県名古屋市中村区太閤通5丁目21
タウンビル1階
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