こんにちは。名古屋ハピネス鍼灸接骨院中村です。
近年、肩甲骨周囲の痛みを訴える方が増えています。特にデスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方は、肩甲骨周りの筋肉に負担がかかりやすく、痛みや違和感を感じやすくなります。肩甲骨周囲の痛みは肩こりや首こりと関係していることも多く、放置すると慢性化することがあります。
今回は当院に来院された肩甲骨周囲の痛みの症例についてご紹介いたします。
・来院時の症状
今回来院された患者様は40代男性で、「左の肩甲骨あたりが痛い」という症状を主訴に来院されました。
数週間前から肩甲骨の内側に違和感を感じ始め、徐々に痛みが強くなってきたそうです。特に長時間座っていると痛みが強くなり、仕事中にも気になるようになっていました。
患者様はデスクワーク中心のお仕事をされており、1日中パソコン作業を行うことが多いとのことでした。また仕事中は前かがみの姿勢になることが多く、長時間同じ姿勢でいることが多い生活でした。運動習慣もあまりなく、身体を動かす機会が少ない状態でした。
・身体の状態の確認
初回の評価では、姿勢分析と触診を中心に身体の状態を確認しました。
姿勢を確認すると、背中が丸くなる猫背姿勢が強く見られ、頭が前に出る姿勢になっていました。このような姿勢では肩甲骨が外側に広がり、肩甲骨周囲の筋肉に負担がかかりやすくなります。
触診では肩甲骨の内側にある菱形筋や僧帽筋中部線維、肩甲挙筋などに強い筋緊張が確認されました。また肩甲骨の動きも低下しており、肩を動かす際に肩甲骨がスムーズに動いていない状態でした。
肩甲骨は腕の動きと密接に関係しており、肩甲骨の動きが悪くなると周囲の筋肉に負担がかかりやすくなります。特に長時間のデスクワークでは肩甲骨が外側に広がった状態が続くため、肩甲骨周囲の筋肉が引っ張られ続け、痛みが出やすくなります。
・施術内容
施術ではまず、肩甲骨周囲の筋肉の緊張を緩めるために電気治療を行い、深部の筋肉へアプローチしました。
その後、手技療法によって肩甲骨周囲の筋肉を丁寧に緩めていきました。特に菱形筋や僧帽筋など、肩甲骨の動きに関わる筋肉を中心に施術を行いました。
さらに肩甲骨の動きを改善するために肩甲骨周囲の調整を行い、肩甲骨が動きやすい状態を作っていきました。肩甲骨の動きが改善することで、周囲の筋肉への負担を減らすことができます。
・施術後の変化
施術後、患者様からは
「肩甲骨のあたりが軽くなった感じがする」
「背中が動かしやすくなった」
といった変化の声をいただきました。初回の施術でも筋肉の緊張が緩み、動きが改善している様子が確認できました。
また日常生活でのアドバイスとして、デスクワーク中の姿勢の意識や肩甲骨を動かす簡単なストレッチなどもお伝えしました。長時間同じ姿勢を続けることは肩甲骨周囲の筋肉に大きな負担をかけるため、こまめに身体を動かすことが大切です。
・その後の経過
患者様は週1回のペースで施術を継続され、数回の施術を行うことで肩甲骨周囲の痛みは徐々に改善していきました。
約1ヶ月ほど経過した頃には、仕事中に感じていた痛みもほとんど気にならなくなり、日常生活でも快適に過ごせるようになりました。
・まとめ
肩甲骨周囲の痛みは、姿勢の乱れや筋肉の緊張が原因となることが多く、放置すると慢性的な肩こりや首こりにつながることがあります。特にデスクワークが多い方は肩甲骨が動きにくい状態になりやすいため、早めのケアが重要です。
当院では痛みのある部分だけでなく、姿勢や身体全体のバランスを確認しながら施術を行っています。肩甲骨周囲の痛みや肩こり、背中の違和感などでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。身体の状態に合わせた施術で改善をサポートいたします。
