おはようございます。名古屋ハピネス鍼灸接骨院中村です。
腕の痛みは、日常生活や仕事の中で腕を繰り返し使うことによって発症することが多く、放置すると慢性化しやすい症状の一つです。特にパソコン作業やスマートフォンの使用時間が長い方は、腕から肩にかけての筋肉に負担がかかりやすく、痛みやだるさを感じるケースが増えています。今回は当院に来院された腕の痛みの症例についてご紹介いたします。
・来院時の症状
今回来院された患者様は30代男性で、「右腕の痛みとだるさ」を主訴に来院されました。
数週間前から前腕(肘から手首にかけて)に違和感を感じ始め、徐々に痛みが強くなってきたとのことでした。特にパソコン作業中やマウス操作の際に痛みを感じることが多く、仕事中も気になる状態でした。また、物を持ち上げる動作や手首をひねる動きでも痛みが出るようになっていました。
仕事はデスクワークが中心で、1日中パソコンを使用する環境でした。休憩を取ることも少なく、長時間同じ姿勢で作業を続けることが多い生活でした。
・身体の状態の確認
初回の評価では、姿勢の確認と触診、動作チェックを行いました。
姿勢を確認すると、猫背傾向が強く、肩が内側に入る巻き肩の姿勢が見られました。この姿勢では腕の筋肉に余計な負担がかかりやすく、特に前腕の筋肉が過剰に働く状態になります。
触診では前腕の伸筋群・屈筋群に強い筋緊張が見られ、押圧すると痛みが再現されました。また肘周囲にも軽い圧痛があり、筋肉の使いすぎによる負担が蓄積している状態でした。
さらに肩や肩甲骨周囲の筋肉にも硬さがあり、腕だけでなく上半身全体のバランスが崩れている状態でした。これらのことから、長時間のデスクワークによる筋肉の過緊張と姿勢不良が腕の痛みの主な原因と考えました。
・施術内容
施術ではまず、電気治療を用いて前腕の深部筋へアプローチし、筋肉の緊張を緩めました。
その後、手技療法によって前腕から肘周囲の筋肉を丁寧にほぐし、血流の改善を図りました。さらに肩や肩甲骨周囲の筋肉にも施術を行い、腕にかかる負担を分散させるよう調整しました。
また姿勢の改善も重要なため、巻き肩を改善するための調整を行い、肩甲骨の動きを出す施術を取り入れました。腕の痛みは腕だけの問題ではなく、肩や背中の状態も大きく関係しているため、全身を見ながら施術を行いました。
・施術後の変化
施術後、患者様からは
「腕のだるさが軽くなった」
「マウス操作の時の痛みが少し楽になった」
といった変化の声をいただきました。初回の施術でも筋肉の緊張が緩和され、動作時の痛みが軽減している様子が確認できました。
また日常生活でのアドバイスとして、作業中の姿勢の見直しやこまめな休憩、前腕のストレッチなどもお伝えしました。
・その後の経過
患者様は週1回のペースで施術を継続されました。数回の施術を行うことで徐々に痛みは軽減し、仕事中の違和感も少なくなっていきました。
約1ヶ月後には、日常生活や仕事中に痛みを感じることはほとんどなくなり、快適に作業ができるようになりました。現在は再発予防のため、定期的にメンテナンスを行っています。
・まとめ
腕の痛みは、使いすぎだけでなく姿勢や身体全体のバランスが大きく関係しています。特にデスクワークが多い方は、知らないうちに筋肉へ負担が蓄積しやすいため注意が必要です。
当院では、痛みのある部分だけでなく姿勢や筋肉のバランスを総合的に評価し、根本からの改善を目指した施術を行っています。腕の痛みやだるさでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。早期の対応が改善への近道になります。
