こんにちは。名古屋ハピネス鍼灸接骨院 太閤通の朝川です。
気温の変化や運動量が増える時期になると増えてくるのが 足首の捻挫。
「昔から何度も捻挫する」「一度ひねってからずっと不安」
そんな声を聞くことも少なくありません。実は、足首の捻挫は 正しく治さないと“クセになる” と言われるほど、再発しやすいケガの一つです。
今回は、なぜ捻挫がクセになってしまうのか、そして何をすれば回復しやすいのかを分かりやすくお伝えします。
1. 足首の捻挫はなぜクセになるの?
① 靭帯がしっかり治りきっていない
足首をひねったとき、多くの場合は外側の靭帯が伸びたり部分的に切れたりします。軽い痛みでも 靭帯は損傷していることが多い のですが、「歩けるから大丈夫」と放置してしまう人が非常に多いです。
靭帯が完全に回復する前に普段の生活に戻ると、安定性が不十分なまま負荷がかかってしまい、再びひねりやすい状態になります。
② 足首周りの筋力が低下している
靭帯が損傷すると、痛みや腫れによって動かす量が減り、足の筋肉が弱りやすくなります。特に重要なのは
- 腓骨筋(外側の筋肉)
- 後脛骨筋(内側の支える筋肉)
これらが弱くなると足首を外側へひねりやすくなり、再発リスクが高まります。
③ 足のアーチが崩れている
足には“土踏まず”を含む複数のアーチがあり、これがクッションやバランスの役割を担っています。捻挫後にアーチが低下すると、足首にかかる負担が増え、不安定さから再びひねる原因になります。
④ 関節のズレや可動域の低下
捻挫後、関節のわずかなズレ(アライメントの乱れ)が起こることがあります。これを放置すると関節の動きが悪くなり、正常な動きができず結果として「ひねりやすい足首」になってしまいます。接骨院での調整が必要になるのはこのためです。
2. 捻挫してしまった直後にやるべきこと
足首をひねった直後の対応が、その後の治り方を大きく左右します。
基本は RICE処置(ライス処置) を行います。
●Rest(安静)
まずは無理に歩かないこと。痛みを我慢して歩くと靭帯の損傷が悪化します。
●Ice(冷却)
腫れと炎症を抑えるために 20分冷やす → 40分休む を数回繰り返す。
●Compression(圧迫)
包帯やサポーターで軽く圧迫すると腫れを抑えられます。強すぎる締め付けには注意。
●Elevation(挙上)
心臓より高く足を上げておくと、腫れを抑えやすくなります。
※ 痛みが強い、体重をかけられない、明らかに腫れが強い場合
靭帯が大きく損傷している可能性があるため早めの受診がおすすめです。
3. 捻挫の回復を早めるために必要な治療
捻挫は「軽いケガ」と思われがちですが、実はしっかり治療することで再発を防ぎ、機能を取り戻すことができます。接骨院での主なアプローチは以下の通りです。
① 関節のズレの調整(アライメント調整)
捻挫後には、距骨など足首周囲の小さな骨がわずかにズレることがあります。このズレを整えることで、関節の動きや安定性が改善します。
② 靭帯・軟部組織の回復を促す施術
超音波・ハイボルテージなどを用いて炎症を抑え、靭帯の修復を促進します。
③ 足首周りの筋力強化
特に腓骨筋・後脛骨筋を鍛えることは再発防止に必須です。接骨院では患者さんの状態に合わせてトレーニング指導を行います。
④ 足のアーチを整える施術
足のアーチが低下している場合、ケアやテーピング、インソールの提案などで安定性を高めます。
4. 自分でできる再発予防のセルフケア
接骨院での施術に加え、自宅でできる簡単なケアも再発予防には効果的です。
●タオルギャザー(足指の運動)
床にタオルを置き、足指で手前に引き寄せる運動。アーチの強化に効果的です。
●つま先立ち(カーフレイズ)
ふくらはぎ〜足首の安定性を高める基本トレーニング。ゆっくり上下するのがコツ。
●ゴムバンドトレーニング
足首を左右に動かす「内反・外反」の筋トレ。外側の筋肉(腓骨筋)を鍛えるのに最適。
●バランス訓練
片足立ちなどのバランストレーニングは捻挫予防に非常に効果があります。
5. 捻挫は「治っているつもり」が一番危ない
捻挫は痛みが一時的に消えても、靭帯が完全には治っていないことがあります。
「3日で歩けるようになったからもう大丈夫」
「ちょっと痛いけどそのうち治る」
このように軽視してしまうと、
自然治癒が不十分なまま活動を再開してしまい、結果として 再発を繰り返す“クセになる捻挫” になってしまいます。
6. 足首の不安定さは放置しないで!
一度不安定になった足首は、繰り返し捻挫を招くだけでなく、
- 軟骨のすり減り
- 慢性的な痛み
- 足の変形
- スポーツパフォーマンスの低下
にも繋がります。
しっかり回復させれば、再発リスクは大きく減らせます。特に「同じ足を何度もひねる」「歩くと不安定」こういった場合は早めのケアが大切です。
7.まとめ
足首の捻挫は軽いケガと思われがちですが、
正しく治さなければ 本当にクセになりやすいケガ です。
- 靭帯の治りきっていない状態
- 筋力低下
- アーチの崩れ
- 関節のズレ
これらが再発を招く原因です。捻挫した直後はRICE処置を行い、その後は接骨院で関節の調整や靭帯・筋肉のケアをすることでしっかり治すことができます。
「何度も捻挫する」「少し不安定」「痛みが残る」
そんな方は、早めにご相談ください。正しい処置で、足首は必ず安定性を取り戻します。


接骨院・整体院が初めての方へ
「どんな流れで診てもらえるのか分からなくて不安…」という方のために、当院での一般的な施術の流れをご紹介します。
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施術の内容や今後の治療方針、日常生活での注意点や自宅でできるセルフケアについても丁寧にご説明します。
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最後に受付でお会計を済ませていただき、笑顔でお見送りいたします。
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